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『英文法の重要性を再認識する』
2023年12月16日
英語の偏差値を上げたい皆さんにおすすめ!前回の記事はこちら
ここ数年、大学入試・高校入試における英語の難化が著しいと言われています。
各学年で覚えるべき単語数が増えて、入試問題でも長文読解中心の出題が多くなっています。
特に3年前に大学入試共通テストの英語リーディングが全て長文読解の出題になってからは、英語を学ぶ生徒たちの意識は単語を覚えることに重きを置き、ともすると「文法は知らなくても単語さえ覚えておけば長文はなんとかなる」という声すら聞こえてきます。
しかし、その考えは大きな間違いです。長文読解中心の問題が増え単語量が増えた今だからこそ、正確な文法理解が求められるのです。文法とは、文章を読むためのルールです。正確な英文解釈をしたり、英作文を書くにあたっては、英文法というルールの理解が欠かせません。
「長文を速読するにはどうしたら良いですか?」こんな質問をよくされます。答えは「まずは文法の正確な理解」です。「次に単語の知識」なのです。
具体的には
①文型を正しく捉える。
②準動詞−不定詞・動名詞・分詞にチェックする。
③接続詞を正確に和訳する。
以上のことに意識して読解していくだけでも長文読解がスムーズになります。中学生であれば、整理と対策などの参考書+問題集がセットになっている本を使って、文法事項の勉強をするのが良いでしょう。その際は基本例文をノートに書き出し、声に出して音読して下さい。音読することで、リズムに乗せて英文を覚えることが出来ます。
その後は問題演習に取り組みます。
単元毎の問題を解いたら、長文読解やまとめのページの総合的な問題を解きます。
高校生であれば、B eやForestなどの文法書を使って、単元毎に解説を熟読します。その後は問題演習のページで確認問題等を解き、まずは体系的な知識を身につけましょう。基礎から標準的レベルの問題演習を行なった後で、ヴィンテージ等の受験向け問題集に移行しましょう。
最初から受験レベルの問題集を開いても、ただ答えを暗記するだけで終わってしまうのでその点は注意が必要です。英語の力を総合的に高めていくには文法の勉強は欠かせません。
皆さんが英文法の勉強に真剣に取り組み、英語を得意科目にしてくれることを願っています。
(韮崎教室・南アルプス小笠原教室 T.I)