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高校数学 入試対策問題集レビュー その2

2023年10月21日

みなさんこんにちは。今回は数学Ⅲの入試対策本についてレビューしたいと思います。今回は、その1で紹介した本以外で紹介させていただきます。前回にも書きましたが、本によって合う合わないの個人差があるので、実際に書店などで手に取って複数回演習できそうな本を選ぶとよいでしょう。

 

前回の記事はこちら→高校数学 入試対策問題集レビュー その1

①数Ⅲ試験に出る計算演習(河合出版)

タイトルにもあるように理系数学の、数列の極限、級数、関数の極限、微分積分の範囲が収録されており、実際に手に取ってみてもらえればわかりますが、計算オンリーの演習本です。実際の入試問題で出てきた計算を編集したもののようです。問題数はほどほどですのでこの本を繰り返しやれば2次試験で出てくる数Ⅲの計算の自信がつくでしょう。数Ⅲの問題で計算を間違ってしまう方や、計算を早く処理できるようになりたい方にお勧めです。

 

②カルキュール数学Ⅲ(駿台文庫)

こちらも数学Ⅲ(2次曲線、複素数平面もあり)の計算練習本となっています。各セクションに基本事項のまとめがついてあり確認しながら問題を解くことができます。程よい難易度で問題数も標準的なので周回が可能です。計算を鍛えることをメインに幅広く勉強したい方にお勧めです。

 

③合格(うか)る計算(数学Ⅲ)(文英堂)

各事柄について筆者のきちんとした計算方法や問題の解き方が書いてある、こちらも計算に焦点を当てた本。問題数も少なくなく、計算を通して体系的に数Ⅲを学べます。また積分練習カードなるものがおまけでついてきて、積分とその答えが英単語カードみたいに練習できる嬉しい付録がついています。正しい計算の手法を学びたい人に適しています。

 

④数学Ⅲ入試問題集(東洋館出版社)

こちらは数Ⅲの大体の分野を網羅しつつ、問題数を削減することで周回することが可能な問題集になっています。問題を難易度分けしていたり、問題のポイントがあったりと、初めて数Ⅲの問題集を解く人にとって丁寧です。また、答えがダウンロードもでき気軽に答え合わせできるのも本書の特徴の一つです。

 

⑤数学Ⅲチェック&リピート(Z会出版編集部)

入試基礎レベルの問題が取り上げられており、そのそれぞれに「チェック・チェック」として解くための知識や考え方が細かく載ってあります。入試の過去問から取り上げられているので、即戦力になるでしょう。計算も入試の過去問演習も同時に進めたい方にお勧めです。

 

 

最後に…

 数Ⅲはまずは計算力が無ければかなり大変です。授業でも手間取り、問題が解けなく解答を見ても計算が何をやっているのか分からなかったりします。教科書や問題集から正しい、効率の良い計算方法を習得し鍛え上げていくことで、問題を解くことができます。また、これまでの数学1A2Bの基礎も大切ですので、振り返りながら学習を進められると良いでしょう。数Ⅲは計算力がかなり大事ということを肝に銘じて、ぜひ頑張ってもらえればと思います。

 

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