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山梨が No.1

2022年07月23日

夏休み恒例、読書感想文、皆さんはどんな本に出会い、どんなことを考えましたか。今年は植物、動物、環境が題材の本を選んだ生徒が多かったように感じます。身近なものに寄り添い学ぼうとする純粋さに触れることができ、私自身もたくさんの知識を得ました。その中で今回は山梨県が『日本一のモノ』から意外な魅力をお伝えできたらと思います。

*クレソンの収穫量&出荷量*

肉料理の脇役で、わさびに似た辛みをもつクレソンはヨーロッパが原産でキレイな川や沼に自生していました。日本に渡来したのは明治時代のことで、山梨では、昭和 49 年頃、忍野村で水田に作付され、昭和 53 年頃には「クレソンの里」道志村での栽培が始まりました。今ではデリケートなクレソンが一年中出荷できるよう、8 軒の農家の方々が冬場は西伊豆まで通い栽培の工夫をしているそうです。「道の駅どうし」では、特産品クレソンを利用した、うどん、そば、味噌、煎餅、ケーキ、アイスなどが楽しめます。また、アメリカ疾病予防センター(CDC)が 2014 年に栄養価をスコア化したところ、クレソンは満点を獲得、なかでもβ カロチンの含有量が緑黄色野菜の中でもトップクラス、美肌効果、免疫力向上、感染症予防の効果が期待されています。

*寿司屋の店舗数(対人口)*

海無し県ではありますが、関連数値として、マグロの消費量 2 位、アサリの消費量 2 位、寿司消費金額 4 位がありました。ホテルや旅館の夕食によくマグロ見かけますよね。山梨県民にとって、マグロをはじめ、寿司はご馳走として食卓にも欠かせません。さて、店舗数との関連理由は諸説あるようで、まず、江戸時代に「魚尻点」(魚を新鮮なまま運ぶ限界の距離)だったことから新鮮とはいえない魚を寿司屋の技術で酢で〆たり、漬けにしたりして、生の状態に近い魚を味わっていたそうです。甲府城周辺には魚町と呼ばれる一画があり、駿河から一晩かけて女性が馬を引いて

マグロを運んで売っていたとか。また、山梨独自の無尽文化も要因で、お寿司やさんの広い座敷席が大人数で会食するにはうってつけだったようです。ちなみに1日の平均食事時間(1 時間 45 分)も山梨県が日本一でした。

*図書館数(人口 100 万人あたり 64.9 館)*

NPO 法人子ども図書館顧問の浅川さんのインタビュー記事に『図書館数の増加は自動車文庫「みどり号」や「一坪図書館事業」で住民が身近に本がある楽しさ喜びを感じたことが背景にあります、(中略) 図書館は高齢者が前向きに過ごすためには、お金がかからない最高の居場所です。図書館は本と人を結ぶ場所であり、すべての人の居場所としての広場でもあります。このためにどうしても図書館は身近に必要な施設であると、竹内悊先生は『生きるための図書館』(岩波新書 2019 年刊)」と書かれています。』とありました。浅川さんのような専任司書(司書数も山梨は全国一位)の方が図書館サービスを充実させる活動を行っていることもその一端を担っていると思いました。アメリカのイエール大学の発表では、本を読む人は寿命が2年近く長くなるという研究もあるそうです。山梨県では2023年には県立1、市立 37、町立 9、村立 2 の 50 館になるそうです。

 

以上、県や市の HP を始め様々なソースを参考にさせていただいましたので少しデータに矛盾があるかもしれません。しかし、日本一の根拠には歴史のロマンや山梨の文化、人々のたゆまぬ努力を感じました。他の都道府県や日本の世界一に興味を持って、勉強に生かせたら素敵ですね。KATEKYO の先生と課題をやりながら自分の興味や関心に目を向けてみましょう。

(富士山駅前校 K.K 先生)

 

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