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素早く解きましょう 化学編
2021年11月20日
受験生必見!!
化学の中で何をどうしたら良いかわからない箇所の1つが、沸点上昇と凝固点降下です。
意味を理解してから答えを出すことが1番良いですが、大事な入試の最中に腕組みをして考えている時間などありません。
そこで、少々荒っぽいですが答えがすぐに出る方法をお教えいたします。
単位を使って素早くとくこと!!
例題1
2.4グラムの尿素(分子量60)を水100gに溶かした水溶液の凝固点を計算せよ。
水のモル凝固点降下を1.85kg・k/molとする。凝固点降下はほぼ与えられますのでこれに目をつけます。
k(温度)kg(溶媒)mol(溶質)を探すだけです。
kは求める温度
kg=100g=0.1kg
mol=2.4÷60=0.04mol
k・kg/molをkだけにすれば良いのです。
ここが大事です
k・kg/mol÷kg×mol=kだけになります。
例題2
エチレングリコール(分子量62)は何gあれば水2キログラムの凝固点を− 3.7℃にできるか
k=3.7
mol=2kg
mol=x/62molとします。
k・kg/mol÷kg×mol=kですので
1.85÷2×x/62=3.7
x=248(g)となります
単位を見て必要なものを取り出すこのやり方はおススメです。是非解いてみて下さい。
(韮崎駅前校 S.A先生)