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農学部は穴場学部!?そもそも何する学部なの?
2021年10月16日
理系の高校生を指導するなかでよくある相談が「数Ⅲを使わないで行ける理系の学部はありますか?」というもの。
そして、そのなかで進路選択の候補をあげるときに出てくる学部に農学部があります。
農学部はどんなイメージ?
農学部ときくと、みなさんはどんなイメージがありますか?
土、泥、農業、農作業…
これまでの経験から言えることは、農学部というと第一次産業の現場のイメージを強くもつ人がまだまだ非常に多いということです。
高校生に話を聞いてみても、農学部=農作業するところ、という回答が一番多いのです。
農学部=農作業ではない
しかし実際のところは少し違っています。例えば、生物資源に関する課題の研究を、バイオサイエンスの成果などを利用して解決を模索する先端的な分野も増えています。
農学部は「農業」という名前があるだけで古いイメージが先行してしまい、深く知ることもなく進路選択の候補から外してしまう高校生もたくさんいます。
しかし、生物に興味がある高校生ならば想像している以上にハマる学科が農学部にはあるかもしれません。
数Ⅲで挫折してしまった理系にはチャンス
そして、多くの私立大学の農学部では数Ⅲを必要としていません。志高く、数Ⅲを選択したものの、数Ⅲができない…数Ⅲが重い…という理系進学に絶望する生徒も増えています。そんななんちゃって理系には救世主となる学部かもしれません。
農学部は将来有望?
ある調査によると、農学部出身者の7割が農学部を勧めたいという結果も出ています。
農学部では広範な分野を学ぶことができるため、就職先も多岐にわたることが注目されていることも理由にあげられます。
「農学部かぁ…」
そんな風に農学部のことがちょっと気になったら調べてみてはどうでしょうか?新たな発見があるかもしれませんよ。