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人気の理学療法士!!
2021年10月02日
はじめに、将来の職業についてお話していきます。
AIの導入による仕事の移り変わりにより、10~20年後には日本人の約49%が就く職業が、AI(人工知能)やロボット等で代替可能になると推計がでています。
人の代わりにAIやロボットが仕事するということです。
このような背景を受けた中で、米国の金融情報サイト、キップリンガーが「今後10年で成長する職業、消える職業ランキング」を発表しました。
★今後10年で成長する職業トップ10
10位 言語聴覚士
9位 パーソナル・ファイナンシャル・アドバイザー
8位 市場調査アナリスト
7位 歯科衛生士
6位 医師助手
5位 医療サービス・マネージャー
4位 理学療法士
3位 ナース・プラクティショナー(特定看護師)
2位 コンピューター・システム・アナリスト
1位 アプリ開発者
コンピューターや医療関係が成長の可能性が大ですね。
その中でも今回は4位 理学療法士についてお話していきます。
★理学療法士
①理学療法士とは
「立つ・歩く・寝転ぶ」などの日常動作を、病気やケガ、生まれつきの原因でうまく行なえない人に対し関わっていく仕事です。失ったものを回復させるだけでなく、今ある機能を維持したり、機能低下の予防や健康増進を目指したりと、一人一人の目的にあったリハビリのプログラムを作成し関わっていきます。
②理学療法士になるには
理学療法士の養成学校で3年以上勉強し、国家試験を受け理学療法士免許を取得する必要があります。養成学校は大学・短大・専門学校・特別支援学校です。
③理学療法士国家試験の難易度や合格率は?
2021年2月におこなわれた「第56回理学療法士国家試験」の結果は、以下のとおりです。
受験者数:11,946人(10,522人)
合格者数:9,434人(9,093人)
合格率:79.0%(86.4%)
※()内は新卒者のみの割合
④活躍の場は?
理学療法士が勤務している職場の割合は、医療施設(病院・クリニック)が6割、介護施設(介護老人保健施設、介護老人福祉施設など)が2割、その他が2割となっています。
医療機関では急性期や回復期など、その患者さんの状態に合わせ、回復・退院を目指しリハビリをおこないます。一方、介護施設や訪問介護事業所ではリハビリによって利用者さんの自宅復帰や機能維持を目的とします。
理学療法士の年収は?
理学療法士の平均月収は男性で27.7万円、年間ボーナスは64.8万円。
女性の場合、平均月収26.6万円、年間ボーナスが63.0万円となっており、そこから上昇していき50代でピークを迎えます。
理学療法士を興味がある方は、是非参考にしてみてください。
(富士山駅前校 S.T先生)