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地質時代を極める!(高校生物)④ 新生代の区分け

2021年09月25日

皆さん、こんにちは!
一部のコアなファンにはお馴染みの「地質時代を極める!」シリーズ。ついに今回が最終章です。
今回、学ぶのは新生代。そう、我々人類が生きている新生代です。

さて、ここでちょと質問。中生代で繁栄していた動物は何でしょうか?

 

答え→→ は虫類

 

中生代は、は虫類の時代です。は虫類が多様化・大型化して、恐竜類なども出現しましたね。
三畳紀には、哺乳類、ジュラ紀には恐竜から進化して、鳥類も出現しました。覚えてくださいね。
覚えられない人は、記憶パンでも食べて、気持ちを高めて覚えてください。人間は気持ちで出来ています。気持ち、情緒の無い人、ホルモン、免疫系、神経伝達物質に自律神経系などと科学的な理由が無いと不安な人は、もっと自分の大好きなことをしましょう。

 

さて、新生代にも区分けがあります。

 

新生代の区分け→古第三紀、新第三紀、第四紀

新生代は温暖な時期(間氷期)と寒冷な時期(氷河期)が繰り返される、気候変動の激しい時代です。

 

大陸の分散

古生代に1つにまとまっていたパンゲア大陸は、中生代三畳紀になると動き出します。テチス海を真ん中に挟み、ローラシア、ゴンドワナ大陸の二つに分かれます。その後、中生代白亜紀末に現在の大陸(中学校で習ったあれ)に分かれ始めて行きます。(これ、前回も書きました。)

 

霊長類の進化

約6500万年前、陸上で昆虫を食べていた哺乳類の一種が樹冠の発達した森林の樹上に進出しました。これが、霊長類です。木の上で生活する様になったということです。木のえだを掴むため、拇指対向性(親指が他の指と向き合っている事)を持つようになり、腕歩行、両眼を使い見る範囲が広がった事で、距離を正しく把握することが出来る様になりました。視覚が発達したことで、脳の受け取る情報量が増し、これが大脳の発達を促したと考えられています。その後、新生代第三紀頃、類人猿が現れました。オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、テナガザル等です。
人類と類人猿の一番の違いは、人類が直立二足歩行をすることです。

 

ところで、文章を書き始めて少し時間が過ぎました。人類の進化について考えているはずが、人はどうあるべきかについて思索していました。「人間の建設」という本を思い出して、少し悲しい気持ちになっていました。

 

人類の誕生

実は人類がいつ誕生したのかは明確ではありません。約700万年前という説もありますが、今も研究段階です。約440万年前のアフリカのエチオピアの地層からはラミダス猿人の化石、約300万年前の地層からはアウストラロピテクスの化石が見つかっています。これらの脳容量はゴリラと同じ500mlくらいです。まとめて、猿人といいます。現時点で、アウストラロピテクスは最古の人類ではありません。

 

人類の進化

その後、約200万年前には北京原人、ジャワ原人などのホモ・エレクトス(原人)が出現。石器と火を使い始めます。約30万年前には、脳容量が現代人とほぼ同じ1500ml程度のホモ・ネアンデルターレンシス(ネアンデルタール人)が現れます。これが旧人です。
約20万年前に、現代人の直接的な祖先、いわゆるホモ・サピエンスが現れます。新人です。系統としてはネアンデルタール人とは別種です。つまり、現生人類は、旧人ではなく、原人の系統を受け継いでいると考えられています。ネアンデルタール人は絶滅したと考えられています。新人は発達した言語を持ち、顔面部が平らで、広いひたいを持ち、あごにおとがい(あごのでっぱりの所)があるなどの特徴があります。(良く分からない人は、隣にいる人の顔をじっくり観察して下さい)10万年程前にアフリカを出たホモ・サピエンスは、アラビア半島に分布を広げ、約6万年前以降、海水面が下がっていた氷期に急速に各地に展開していったと考えられています。現在、ホモ・サピエンスは、世界中に分布し、その数は70億を超えるまでになっています。

 

まとめ

さて、4回に渡って綴ってきました、「地質時代を極める!」シリーズでしたが、いかがでしたでしょうか。地球の歴史は長く、そして生物が進化してくる過程で様々なつながりがあることが分かりましたね。
「哺乳綱、霊長目(サル目)、ヒト科、ヒト属、ホモ・サピエンス」
現在、地球上には、約175万種の生物がいると考えられています。未知のものを含めると、3000万種程度いるのではないかと言われています。私達人類は、その数えきれないほどの生物種の中の、同じグループに属しています。忘れてませんか。人類は皆、大切な大切なグループメンバーなのです。
僕も、あなたも、彼も彼女も。

 

(甲府山手通校 K.K先生)