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地質時代を極める!(高校生物)③

2021年04月17日

中生代の区分け

 

皆さん、こんにちは!

今回は地質時代の3つ目、中生代について解説していきます。中生代はおよそ2.5億年前からです。中生代と言えば、何と言っても恐竜ですね。ティラノサウルス、トリケラトプス、スピノサウルスにプテラノドン。ステゴサウルスにアロサウルス、モササウルス、パラサウロロフス、リオプレウロドン。。いかん脱線。とにかく、恐竜オタクにはたまらない時代です。

 

さて、復習。3回目ですがですが、地質時代は大きく以下の4つに分かれています。

・先カンブリア時代

・古生代(カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、 ペルム紀 (二畳紀))

・中生代(三畳紀、ジュラ紀、白亜紀)

・新生代(古第三紀、新第三紀、第四紀)

 

中生代の区分け→三畳紀、ジュラ紀、白亜紀 です。

 

覚えましょう。古生代と比べたら、へでもねーよ。藤井風もびっくりです。

前回は不本意ながらゴロを作りましたから。顔を知ってるいっぺー、 顔を知ってるいっぺーってね。

 

大量絶滅と大陸分裂

 

古生代と中生代の境、つまり古生代のペルム紀末に生物の大量絶滅が起こりました。これは過去の大量絶滅の中でも最大級のものと言われています。大規模な火山活動が引き金となり、地球の寒冷化と乾燥化が起こり、実に生物種の90%が絶滅したと考えられています。90%!

この当時、陸地はパンゲアと呼ばれる1つの大陸にまとまっていたと考えられています。中生代になると、パンゲアは北半球のローラシア大陸と(ユーラシア大陸じゃないよ)、南半球のゴンドワナ大陸の2つに分かれ、その後、さらに分かれて現在のような大陸になったと考えられています。ウェゲナーの大陸移動説と言います。ちなみにオーストラリア大陸に固有の進化種が多いのは、他の大陸と早くに分かれたからですよ。

 

乾燥化した地球。裸子、被子植物の繁栄

 

乾燥化した中生代の地球では、古生代に繁栄したシダ植物に代わって、ジュラ紀までにイチョウ、ソテツなどの裸子植物が栄えました。(裸子植物は、受精の過程で外部の水を必要とせず、また、種子を作ります)。その後、白亜紀には胚珠を子房で包んで保護する被子植物が急速に繁栄しました。

えらく乾燥しているので、乾燥に強くないと育たないんです。湿った所が好きなシダ君は、育ちません。

 

は虫類の繁栄と哺乳類、鳥類の出現

 

動物ではは虫類が繁栄(体表が乾燥に耐えるうろこで覆われおり、体内受精を行う)しました。やっぱり乾燥に強いねえ、うろこがあるって、いいよね。ジュラ紀には、は虫類の大型化が頂点に達し、恐竜類が出現、白亜紀に繁栄しました。

ジュラ紀には、始祖鳥(は虫類鳥類の過渡期の形態)、さらには鳥類も出現しています。水中ではアンモナイト類も。ちなみに我々哺乳類はというと、三畳紀に出現しています。これ、興味深いのは、哺乳類の方が鳥類より先に出現している所ですね。出現順は虫類→哺乳類→鳥類の順ですね。

 

大量絶滅

 

約6600万年前。中生代白亜紀末期。メキシコのユカタン半島沖の浅い海に、直径約10kmの小惑星が時速54000kmの猛スピードで衝突。マグニチュード11の超巨大地震が起こりました。沿岸部を高さ300m程度の津波が襲ったと考えられています。まさに映画の世界。

ここで、中学校理科の授業です。震度は10段階ですが、マグニチュードには制限がありません。マグニチュードが1大きくなるとエネルギーは約32倍大きくなります。復習してね。

 

東日本大震災がマグニチュード9ですから、マグニチュード11というと、その約1000倍のエネルギーの地震ですね。

周辺の陸地では、大規模火災が発生し、隕石衝突時の粉塵が成層圏まで舞い上がり、太陽光を数年間にわたりさえぎり、真冬の様な気候が続きました。古い韓国ドラマのタイトルみたいですが、これを「衝突の冬」と言います。生産者である植物は光合成ができず枯れてしまい、食物連鎖でつながっている植物食恐竜、そして動物食恐竜は絶滅しました。生物種の約70%が絶滅しました。

現在、地球上の広範囲にわたって、重金属のイリジウム(小惑星に多く含まれる)を含む粘土層が中生代と新生代の境界の地層から見つかっています。これが小惑星衝突の証拠だそうです。

 

まとめ

 

今回は中生代についてでした。テスト的には太字の語句はどれも大切です。ただ、それよりも、どの紀に何類が出現、繁栄、衰退かを問われる、栄枯盛衰、平家物語みたいな問題が多いです。何故、そんな問題を出題するかと言うと、面倒で、誰もが覚えるのを避けたい事柄だからです。

覚えにくいものを覚えた人が、生物では高得点者となるのです。恐れてはいけません。へでもねーよ。

 

(甲府山手通校 K.K先生)

 

以前の記事はこちら↓

 

地質時代を極める!(高校生物)①

 

地質時代を極める!(高校生物)②