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大学入試改革で新たに加わった口頭試問の目的と対策方法は?

2020年11月07日

従来の大学入試センター試験から、大学入試共通テストへ変更になるとともに、大学入試の指定校推薦や公募制推薦にも、口頭試問が加わった大学が目立ちます。この入試改革の流れは中学入試や高校入試ではすでに始まっている学校もあります。そして、今後さらに中学、高校、大学入試科目へ導入されることが予想されます。今回は口頭試問についてお話したいと思います。

 

口頭試問と面接試験の違いは?

 

一般的に、面接試験は会話をしていくなかで、受験生の人物像や人格をみるものです。一方、口頭試問は時事問題や一般常識などの質問から知識や学力を問うものや、これまで身につけた知識や技術を活用できるのかを問うものになります。

 

大学入試の口頭試問では曖昧な質問は少ない傾向にある

 

口頭試問の例として代表的な問題は「最近何か気になるニュースはありますか?」というものでしょう。しかし、すでに何校か行なわれている口頭試問の内容から想定しても、ある一定学力以上の大学ではこのような曖昧な質問はされないことが予想できます。

 

口頭試問で出題が予想される内容は?

 

例えば、法学部であれば話題になっている法改正に関するもの、具体的に○○法について考えて意見するとか、経済学部であれば消費税引き上げや引き下げに対する問題点について具体的に意見するとか、それぞれ受験する学部で話題になっていることであれば問われる可能性が高くなるでしょう。

 

口頭試問は答えられないと不合格になる?

 

口頭試問を受ける受験生全員が思う「口頭試問は答えられないと不合格になるのではないか?」という不安。結論から言ってしまえば、うまく答えられなくても不合格になるとは限りません。ポイントは「うまく」です。口頭試問の特徴は回答に正解がないということ、だから受験生自身の考えを質問の内容に対して論理的に説明できれば問題はありません。

 

口頭試問の対策は日頃からさまざまなところにアンテナを高くしておくこと

 

口頭試問対策に何をしたらいいのか?という質問を多く受けますが、将来受験をする中学生や高校生であれば、日頃からさまざまなところにアンテナを高くしておくことを心がけましょう。そして、最低限話題になっていることだけでも自分なりの考えをしっかり持つことを日頃から意識しましょう。

 

(韮崎駅前校 K.H先生)

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