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「国語を制する者は受験を制する」は本当?

2020年03月14日

多くの受験生や高校生の指導を担当して感じる現代文の重要性と、突然の長期休暇の機会にぜひ始めたい現代文の対策についてお話したいと思います。

 

○現代文の対策が早急に必要なタイプとは?

現代文なんてどうでもいいと思っていませんか?そう思っている人ほど、現代文の対策が早急に必要なのかもしれません。

 

  • 問題文を読んで「どういうこと???」なんてなっていませんか?

数学、化学、物理といった理系科目の演習をするなかで、問題の意味や意図がわからない、問題文から図に落とせない、どうやったら答えにたどり着くかわからないということありませんか?もし、頻繁にあるのなら、明らかに読解力と論理的に考える力が乏しいのです。

 

  • 「古文で点数を補うから大丈夫」なんて考えていませんか?

国語が受験必須科目なのに「現代文は勉強しても仕方がないから、古文で点数を補おう」というお考え、センター試験の国語で多く見られる傾向です。ハッキリ言います、不可能です。なぜか?それは、多くの大学受験生はみんな同じ事を考えているから、いざとなったら現代文よりも古文演習をするのです。しかも、センター試験の古文は比較的簡単なので他の受験生と大差をつけられません。これはセンター試験が共通テストに替わっても同じ。古文の難易度がそれほど変わらないことはプレテストから十分想定できます。

 

○長期休暇にできる現代文の対策は?

現代文の重要性はわかったけれども、どうやって対策を立てたらいいのか?それは「国語力を鍛えること」に尽きます。国語力は何と言っても読書量に比例するので、できるだけ多くの文章に触れることが正攻法です。文章に触れる機会が増えると、言い回しや考え方を学ぶことで頭に知識と情報がたまります。また、記述問題に、そのたまった知識や情報が使えるようになるので、さらに国語力が上がります。

 

  • 時間に余裕があるのなら、できるだけ本を読もう

まだ受験まで時間的に余裕があるのなら、1か月の目安として10冊程度は本を読みましょう。厳しければ5冊を目標でも構いません。何を読んだらいい?というのなら、現代文の教科書や模試の問題などで触れたことのある興味ある作者の本から選ぶとか、興味のある分野についての本を選ぶといいでしょう。読書が面白くなってきて、比較的長続きしやすいです。

 

  • 時間に余裕がないのなら、現代文演習を毎日1題は解こう

模試で結果を要求されている、受験の必須科目なのに現代文が足を引っ張っている、といった切羽詰まった状況で、悠長に読書なんてしていられないと言うのなら、現代文演習を毎日欠かさずに1題は解きましょう。目安としては解いた時間の1.5倍の時間を答え合わせと復習に充てることです。

 

○「国語を制する者はすべての受験を制する」は本当です

現代文は全科目の根幹とも言えます。一方で、どんな科目よりもできたのか、できないのか手応えがなく、結果が出しにくい科目なのは事実です。しかし、やり続けると確実に成績は上がり、全科目の点数もアップします。だから「文章と相性が合えば点数がとれる」「なんとなく解いている」「理系だから…」なんて言って、現代文を軽視していると痛い目に遭う科目なのです。この長期休暇に現代文の対策を始めて、ぜひ志望校合格を勝ち取りましょう。

 

(韮崎駅前校 K.H先生)

 

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