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小学校でのプログラミング教育必修化!

2020年02月29日

本年度から、すべての小学校においてプログラミング教育が必修化されます。

プログラミングって何?よく分からなくて、なんだか不安。という皆さんに向けて、今週はプログラミング教育必須化の目的や、学校の授業がどう変わっていくかについて書いていこうと思います。

 

 

小学校におけるプログラミング教育のねらいとは何?

 

文部科学省の学習指導要領によると、プログラミング教育の目的は以下の3点となります。

 

 ①「プログラミング的思考力」を育成すること

 

 ②情報化社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられている事に気付くとともに、コンピュータ等を活用して身近な問題を解決したり、より良い社会を築いたりしようとする態度を育成すること

 

 ③各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実なものとすること

 

これだけを読んでも、なかなかピンとこないですね。

 

①の「プログラミング的思考」とは、「物事には必要な手順があり、順序通り進めていくことで成果が得られる事」という事です。プログラミング言語を学ぶのではなく、プログラミング的思考を学ぶって所がポイントです。パソコンの前でキーボードを

カチカチと打つイメージとは違います。

 

②についてはわかり易いかもしれません。スマートフォンを含むコンピュータ機器を問題解決のために使いましょう。そして社会をより良くしましょうという事。スマートフォンやコンピュータは正しく使えば、とても強力な道具ですね。悪いことに使ってはいけませんよ。

 

また、③については、主に学校の先生に向けたものですが、例えば算数の授業の中でコンピュータを使うならば、より算数の内容が理解できるように進めて下さい。という事です。

 

授業はどう変わるの?中学校、高校はどうなるの?

 

さて、実際の小学校の授業はどう変わるのでしょうか?実はプログラミング必修化だからといって、科目の中に「プログラミング」が増えるわけではありません。「明日はプログラミングのテストだ!」なんて事にはなりません。

今ある、算数、理科、音楽などの授業の中でプログラミング的思考力を養えるように工夫される事になっています。実際には各学校の裁量に任されており、プログラミング教育導入に積極的な学校とそうでない学校で差があるようですが、例えば、ある学校の算数や音楽の授業では、児童向けプログラミング言語である「scartch」や「viscuit」を使用して多角形を作図したり、作曲をしています。また、ある学校では、イラスト入りのカードを使って、プログラミングの大切な考え方である、「抽象化」や「条件分岐」を学んでいるようです。

 

ちなみに、プログラミングでいう「抽象化」というのは「物事をグループにわけ、それぞれに名前を付けること」です。

これは、普段の勉強でも沢山使っています。例えば、身の回りの物を「電気を通すもの」、「通さないもの」に分ける→「電気を通すもの」を「磁石につくもの」と「磁石につかないもの」に分ける→「磁石につくもの」は「鉄」といった具合です。

 

 

小学校では2020年度からの必修化となりましたが、中学校では21年度、高校では22年度からの必修化が予定されており、技術や情報の授業と連携して、より専門的にプログラミング的思考を学ぶことが想定されています。

 

 

 

KATEKYOでは?

 

KATEKYOでは、毎週土曜日の午前中に小学生向けのプログラミング教室を開講しています。自由に組み立てられるブロックを材料に、自動車やロボット、ゲーム機などを作成し、児童向けプログラミング言語「scratch」を基にして作成された言語を使用して動かしたり、対戦したりしています。

楽しくロボットを作成していくうちに、いつの間にかプログラミング的思考を養える授業になっています。

この4月からも小学生向けの新たなコースが開講しますので、興味のある方は事務局に問い合わせてみてくださいね!

 

(甲府山手通校 K.K先生)
 

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