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入試の化学で役立つ濃硫酸4つのポイント

2019年12月10日

いよいよセンター試験が近づいてきました。

毎年数人の受験生を担当していますが、今の時期はメンタル的に一番きつい時期ですね。

さて、今回は入試の化学で役立ちそうな濃硫酸の知識を確認しておきます。

濃硫酸はいろいろな場面で問われます。
以下の性質を暗記しておきましょう。

 

 

1.不揮発性の酸

密度が大きく、粘性もあり、沸点も高い。
揮発性の酸の生成反応に使われます。
例として、塩化水素の発生。

反応式は、

NaCl + H2SO4 → NaHSO4 + HCl

 

2.吸湿性

乾燥剤に用いられます。
ただし、塩基性の気体(アンモニア)や還元性の気体(硫化水素)とは反応してしまうので、使えません。

 

3.脱水作用

主に有機化合物からH2Oを奪う。
例)エタノールからエチレンを生成する。エタノールからジエチルエーテルを生成する。
ついでですが、上の2つの反応は温度も重要です。
(エチレンの生成は160~170℃、ジエチルエーテルの生成は130~140℃)

 

4.酸化作用

熱濃硫酸は強い酸化力を持つため、銅や銀も酸化して溶かします。

反応式も要チェック。

 

※濃硫酸には水分が少ないので、酸としての性質は弱いです。
強酸として使用する場合は、希硫酸を使います。

 

※最後に、濃硫酸から希硫酸を作るときの注意です。
水への溶解熱が非常に大きいため、必ず、水の中へ濃硫酸を少しずつ加えます。

濃硫酸に水を加えると、多量の溶解熱で濃硫酸が飛び散る可能性があります。

 

甲府駅北口校 N.S先生