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やる気はあるのに、はじめられない時の対処方法

2017年10月19日

やる気があっても取り組めない悩み

やる気があっても取り組めない悩み志望校合格のため、今勉強しなくてはいけないのはよくわかっているし、やろうという気持ちはある。

 

こんな悩みを持っている人は意外と多いのです。

 

 

やる気があるのに何故出来ないの?

「はじめられない」「続かない」原因は、実はあなたが「だらしない性格だから」とか「根性が無いから」ではありません。

その本当の理由は、「勉強すること」が「当たり前化」していないからなのです。

 

「当たり前化」とは、「特に意識していなくても、自然とやっている状態」を指します。「習慣化」と言っても良いです。無意識に出来てしまうものは、「やる気」を必要としませんし、苦痛を伴いません。例えば毎朝歯を磨くとか顔を洗うとか、そういう行動はよほど体調が悪いなど特別な理由が無ければ、知らぬ間に体が動いているはずです。

 

一方、「当たり前化」していない行動は、意識をしないと取り掛かれないので、どうしてもその日の自分の気持ちに左右されてしまいます。例えば親に小言を言われて「気分を悪くした」からとか、友達との人間関係で悩んでいて「集中出来ない」など、他の悩みがあることで「勉強」へ意識が行かないので、結果行動にまで至らないようなケースです。

 

でも、そんな悩みがある状態であっても、たぶん歯を磨いたり顔を洗ったりしているはず。何故かと言えば、すでに「当たり前化」しているから。そこに「やる気」は必要ない状態なのです。「やる気」どころか、その行動をしているという意識すらなくしてしまっているのではないですか?
そして意識していなくても行動しているので、歯は清潔さを保てますし、虫歯にならなくて済むでしょう。

 

もし、あなたが苦戦している「勉強への取り組み」が、歯を磨くように「当たり前化」したとしたらどうですか?気付いたら「勉強している」のが普通、「当たり前」という状態は、気分的にも楽ですし、なんと言ってもその先に成績が上がるなどの「結果」がついてくるのですから、本当に気分がいい状態でいられます。ですので、是非そういう環境を手に入れて欲しいと願っています。

 

どうしたら「当たり前化」出来るのか?「当たり前化」すると良いらしいとわかっていても、具体的にどうすれば良いの?ときっとあなたは思うでしょう。でも、安心して下さい。決して難しいことはありません。少し慣れは必要かも知れませんが、大丈夫です。

 

では、具体的なやり方についてお話していきましょう。

 

 

当たり前化のコンディションを整える3つのステップ

 

① 行動を分解する


 

例えば「学校から帰宅したら英語の教科書を音読する」で考えていきましょう。早速分解していきます。

 

1. まず勉強机の椅子に座る

 

2. カバンから教科書を出して、机に置く

 

3. 教科書を開く

 

4. 音読するポイントは「最初のステップのハードルは高くしない」です。

 

② 分解した行動を順にやっていく


 

はじめから全て出来なくてもOK。まず最初の帰宅したらすぐに「椅子に座る」を毎日出来るようにしましょう。それが出来たら次のステップも毎日出来るようにしていくというように段階を追っていく感じです。

 

③ 行動を記録する


 

人は自分がやったことの軌跡を振り返ることで達成感を得ます。日々は小さなことかも知れませんが、1ヶ月半年1年と記録していくことで、それだけ続けてこられた自分に自信を持てるようになっているはずです。

 

 

最後に

以上の3ステップをまずはなんでも良いので自分で決めた「行動」でやってみて下さい。まず1週間、それが出来たら更に1週間とチャレンジしていくうちに、行動の最初のステップなら普通に出来るようになっています。それを実感出来たなら、後はその出来る範囲を拡げていくだけです。半年もすれば、自分でも驚くほどの行動力がついていることでしょう。実際にやった人だけが「凄い!」とわかる行動力強化のお話でした。