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2026年07月04日

みなさん、こんにちは。今日は数学の「未解決問題」の一つである、コラッツ予想についてご紹介します。未解決問題は難しいものが多いですが、この問題の内容は誰でも分かります。みなさんもぜひ考えてみてください。

 

ルール

1 偶数なら:2で割る(操作①)

2 奇数なら:3倍して1を足す(操作②)

この計算を、「1」になるまでくり返します。

ここで[A] とは、ある整数Aから始めて、初めて1になるまでの「計算の回数」のことと定めます。

 

問題に挑戦しよう!

(1) [12]を求めなさい。

(2) [23]を求めなさい。

(3) [◻︎]=8 のとき、◻︎に当てはまる整数をすべて加えるといくつになりますか。

 

(駿台甲府小学校6年生の課外で出された問題です。)

 

解答と解説

(1) [12]の計算

12 → 6 → 3 → 10 → 5 → 16 → 8 → 4 → 2 → 1

[12] = 9回

 

(2) [23]の計算

23 → 70 → 35 → 106 → 53 → 160 → 80 → 40 → 20 → 10 → 5 → 16 → 8 → 4 → 2 → 1

[23] = 15回

 

(3) [◻︎]=8 となる整数を探そう

8回で1になる計算過程を、ゴールから逆にたどるのがコツです!

8回で1になるルートは:256 → 128 → 64 → 32 → 16 → 8 → 4 → 2 → 1

この枝分かれを逆にたどると、[◻︎]=8 となる数は以下の通りです。

 256 → …(①を8回、[256]=8)

 21 → 64 → … (②→①を7回、[42]=8)

 40 → 20 → 10 → 5 → 16 → … (①3回→②→①を4回、[40]=8)

  6 → 3 → 10 → 5 → 16 → …(①→②→①→②→①を4回、[6]=8)

これら4つのみなので合計すると:256 + 42 + 40 + 6 = 344

答え:344

 

まとめ:なぜコラッツ予想はすごいの?

この問題は、「どんな数から始めても、必ず最後は1になる」という予想ですが、実は世界中の数学者が挑んでも、まだ誰も「すべての数で成り立つ」ことを証明できていません。現在では、コンピュータを使って約300京という途方もなく大きな数まで成り立つことが分かっており、2019年にオーストラリアの数学者のテレンス・タオ氏が「ほとんどすべての数で」成り立つことを示しましたが、完全な証明には至っていません。数学の歴史に名を刻むような難問です。ぜひみなさんも、このコラッツ予想について考えてみてください!

 

(韮崎駅前教室 R.T)

 

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