新着情報

新着・更新情報などをご案内します

令和8年度山梨県公立高校入試 数学 分析・解説

2026年03月14日

 

みなさんこんにちは。

今年も令和8年度山梨県公立高校入試の数学について、分析・解説をしていきます。

 

大問1(各3点)

計算問題が5問でした。(3)は頻出の形式で、累乗の計算ミスには注意したいところです。

 

大問2(作図4点、他3点)

全体的に難易度は高くありません。作図も∠ABP = ∠CBPという条件から、∠ABCの二等分線を引けばよいと気づければ解けます。ここは完答を狙いたい箇所です。

 

大問3(1(2)・2(2)は5点、他3点)

1は新傾向の設問です。(1)は確率の意味を問う良問でした。(2)は、立方体の各面の色について2つのサイコロを投げた際、最も出やすい色の組み合わせを自分で選んで確率を求める、やや難易度の高い設問でした。2つのサイコロの目については、表を作成すると、解きやすかったと思います。

2は例年同様、文章題から文字式が立ててあり、それについて様々な考察を行う設問でした。2(2)は、自分で数値の大小を仮定して連立方程式を解くプロセスが難しく、さらにその過程を説明する力も求められるため、正答率は低いと推測されます。

 

大問4(2(3)のみ5点、他3点)

1は、大問3の2と同様に文章から一次関数の式を導き出す問題でした。傾きaが変化の割合であることを問う設問もあり、良問です。

2は一次関数のグラフや表の考察です。2(3)では、例年同様に求め方を説明させる設問でした。グラフを活用する方法・計算式からアプローチする方法のどちらでも説明しやすかったのではないでしょうか。

 

大問5(1(3)・2(2)は4点、2(1)は6点、他3点)

1の(1)(2)は頻出の基本問題で、確実に得点したい設問です。(3)は、「三角形の頂点と対辺の中点を結ぶ線分は、面積を二等分する」という性質を理解しているかが鍵でした。

2の(1)は三角形の合同証明です。三角形の合同を根拠に同位角が等しいことから「平行」を導き出す必要があり、戸惑った生徒も多かったと思われます。(2)は、(1)から線分AB // 線分ECであることが示されるため、三角形の相似比を使って求める線分の長さを算出できます。

 

大問6(各4点)

空間図形の設問でした。

1は、円柱の体積を文字式で表す問題です。文字式が苦手な生徒でも、ここは確実に正解しておきたいところです。

2(1)は、△ABCが30°・60°・90°の直角三角形であることに気づけば解ける設問でした。2(2)・(3)は難易度の高い設問です。2(2)では、平行四辺形が円柱の側面となることが提示されました。「母線に対して斜めに切ると、円柱の側面(展開図)は平行四辺形になる」という性質を利用した問題で、頂点Cから線分ABに下ろした垂線が母線の長さに対応すると見抜けるかがポイントでした。(3)も(2)と同様の発想で解けますが、計算が煩雑で時間内に完答できない生徒が多数出たと思われる、かなりの難問です。

 

まとめ

今年も例年通りの構成・出題形式でした。大きな変更点はないため、過去3〜4年分の過去問演習は不可欠です。一方で、基本問題と応用問題の難易度差が大きい印象を受けます。自分の実力に応じて、基本問題では凡ミスを無くし、確実に得点に結びつけましょう。

なお、来年度から数学の試験時間が50分に変更されます。今後は思考力を要する設問や説明を求める問題がさらに増えることが予想されます。日頃の演習から感覚に頼らず、論理的に思考し、言語化する力を養っていきましょう。

 

(韮崎駅前教室 R.T)

 

好評につき期間延長!春期体験講習 2026 受講生受付中!4月5日(日)まで

イメージ

KATEKYOのマンツーマン指導は完全個別指導です。先生1人が生徒1人につきっきりで教えます。個別だからこそきめ細かな指導ができます。まずはお気軽に無料体験指導、無料教育相談をご利用ください。

KATEKYOは山梨県内に6教室