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【現代文の品詞について理解しよう①】

2025年04月05日

 

「品詞」を勉強しましょう。と聞くと、なんだか曖昧で難しく、前向きに勉強する気持ちが起きない、そんな印象がありませんか?今回はそんな気持ちが少し軽くなるよう簡単に「品詞」の解説をしていきたいと思います。

 

・《名詞》

名詞は人や物、場所の名前です。

(例)りんご、学校、山梨県

また、名詞は主語や目的語として使われることが多いです。

※主語 「何が・誰が」などを表す言葉

※目的語 「~に、~を」を表す言葉

 

・《動詞》

動詞は動作や状態を表します。

(例) 走る、食べる、眠る

また、言い切りのかたちが「~う」で終わります。

 

・《形容詞》

形容詞は名詞を説明する言葉です。

(例) 大きい、美しい、楽しい

また、多くは言い切りが「~い」で終わります。

基本形容詞は名詞の前に置かれます。形容詞を使うことで指されている名詞のイメージがグッと明確になります。

(例) 大きい山、かわいい女の子、短い文章

 

・《形容動詞》

形容詞と同じく名詞を説明する言葉ですが、言い切りが「~だ」「~です」で終わります。

(例) 静かだ、きれいだ、元気だ

 

さてここでみなさん躓くところです。《形容詞》と《形容動詞》どう違うの?どう区別したらいいの?と思ってしまいますよね。ですが形容詞と形容動詞の見分け方は非常に簡単です。先ほどもお話しましたが「言い切りの形」が、「い」で終われば「形容詞」、「だ」「です」で終われば「形容動詞」と判断する、これだけです。例えば、以下のような文があったとしましょう。

 

・背が高くなる。

・背が高ければいい。

 

この場合、下線部分を言い切りの形にすると、

「高く」⇒「高

「高ければ」⇒「高

どちらも「」で終わっているので「形容詞」と判断できます。

 

同じく、以下の文も「言い切りの形」にしてみましょう。

 

・さわやかな風が吹く。

・風がさわやかに吹く。

 

「さわやかな」⇒「さわやか

「さわやかに」⇒「さわやか

どちらも後ろが、「」で終わっています。ちなみに後ろを「い」にすると、「さわやかい」となってしまいます。そのためこの場合は「形容動詞」と判断できるわけです。

 

このように品詞は文の構成に重要な役割を果たします。なかなか難しいイメージの文法ですが、きちんと理解することで文の構造や意味をより深く把握することが出来ます。次回は「副詞」「助動詞」「助詞」などを解説していきます。

 

(山梨市駅前校 Y.O先生)

 

 

 

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