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長さの単位はメートルだけではない?いろいろな長さの単位

2024年07月06日

長さの単位にはメートルがあります。これは全世界共通の単位になっているため、海外へ行ってもメートルで長さを測ることができます。しかし、海外では未だにメートルではなくヤードやインチ、マイルを使います。なぜメートルという世界共通の単位があるのにこれらの単位を使うのでしょうか。今回は長さの単位について説明します。

 

そもそも1メートルって何?

ここで、1メートルの定義を紹介します。

1メートルは「地球の北極点から赤道までの子午線距離の1000万分の1」です。簡単に言うと地球1周の4000万分の1の長さです。これを地球規模の単位として1790年にフランス議会で議決され、18世紀末にメートルを世界共通の単位とするメートル条約が制定されました。日本は1885年にこのメートル条約に加入し、1890年にメートル原器と呼ばれる0度で正確な1メートルとなる金属が輸入され、メートルが徐々に普及していきました。現在は光の速度が一定なことを利用し、光の速さから1メートルを計測しています。これによってメートル原器が無くても1メートルを正確に測れるようになりました。

 

バラバラな原因はメートル以前の長さ

では、なぜ国によって単位がバラバラなのでしょうか?それは昔、国によって長さの単位が違ったからです。例えばエジプトでは王様の中指から肘の長さの1アンマ(約45cm)を基準として長さを測っていました。このように昔は人間の体を基準にし、それを長さの基準としている国が多くありました。それが国によって指、足、腕のように違っていたため、長さの単位がバラバラでした。

 

長さの単位の例

ここで今でも使われる長さの単位を紹介します。

 

・1フィート

フィートはfeetの足のことで、足の大きさを基準としています。1フィート=30.48cmで、成人男性の靴の長さに近い値となっています。

 

・1インチ

テレビやディスプレイ、スマホを買う際によく聞くのがこのインチです。インチはフィートの12分の1の長さになり、1インチ=約2.54cmです。大人の親指の幅がおよそ1インチと言われています。ちなみに45インチテレビとは、テレビの対角線の長さが45インチ、つまり45×2.54=114.3cmという意味になっています。

 

・1ヤード

ゴルフなどでよく用いられるのがこのヤードになります。1ヤードは3フィートのことで約91.44cmです。1mよりも少し短いです。ゴルフで用いられる理由は、ゴルフの発祥であるイギリスがメートル発明前からヤードを使っていたため、今でもヤードを使用しています。

 

・1マイル

1マイルは1,760ヤードのことで、およそ1,609.3m(約1.6km)です。1,760ヤードは5,280フィートで、この5,280という数字は2,3,4,5,6,8,10,11,12,16…で割り切れる数のため都合が良かったりします。

 

・1尺

日本で使われる1尺は手を広げた時の親指から人差し指までの直線距離の2倍の長さで、1尺=30.3cmです。30cmものさしがあるのはおよそ1尺だからです。現在私たちが使う定規も15cmのものが主流だと思います。これも1尺の半分から来ています。また1尺はおよそ1フィートで、どちらも体基準のため近い値になっています。

 

・1里

千里の道の一歩からで有名な里です。1里とは人間が1時間歩いた距離で、およそ1里=3.927kmになります。千里の場合およそ3,927kmです。北海道から沖縄までの距離がおよそ3,300kmですので、それ以上の距離となります。

 

なぜメートルに統一しない?

ではなぜメートルがあるのに今も昔の単位を使い続けているのでしょうか?それは人間基準で作られた単位なので、人間にとって都合の良い値になっているからです。例えば日本の畳です。日本でも一般的な畳が縦6尺(181.8cm)、横3尺(90.9cm)で、人間1人横になるのに都合の良い長さ・面積になっているため、未だに使われています。アメリカではドアや天井の高さも人間基準のヤードで建築することもあります。

 

身体尺だからものさしが無くても長さがわかる

またものさしが無くても図れるという点も優れています。実際に今私の目の前にある教室の机を測ってみます。机の端から端まで丁度大人用スリッパ5個分でした。スリッパ1つが1フィートなので5フィート、つまりおよそ1.52mとわかります。メートルでは1.52mと半端な数字ですし、相手に伝える際「1.52m…小学6年生男子くらいの身長?意外と小さい?」などイメージしづらいです。しかしフィートなら5フィートで小数点を出さずに答えることができ、「足5個分だから結構大きいなぁ」と、どれくらいの大きさか相手に伝える際、イメージしやすくなります。

 

最後に

今回は長さの紹介でしたが、重さや体積もそれぞれ国ごとに違った単位が使われています。日本では1合なども未だに使われていますよね。これらも人間基準で都合が良いため未だに使われています。このことに興味を持った方は、ぜひ自分で調べてみてください。

 

(山梨市駅前校 R・G先生)

 

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