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人が集中できる時間はどのくらい?
2024年05月25日
皆さんは日頃の勉強でどれくらい集中していられますか?
人が継続して集中出来る時間は15分くらいと言われています。集中力が切れたら少し休んで再び15分集中する。この繰り返しでも1時間くらいが限界です。
この限られた時間でいかに勉強のパフォーマンスを高めて行くかが重要です。
最近アスリートの間で「ゾーンに入る」という言葉が注目されていますが、
これは究極の集中力の事で緊張とリラックスの両方がバランスをとった状態を意味します。
「ゾーン」とはアメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイが用いた心理学用語で「フロー」や「無我の境地」、「忘却状態」と呼ばれ「1つの活動に没頭するあまり、ほかのことが気にならなくなる状態、またはその経験がとても楽しいので、大きな労力がかかってもそれをするだけのために集中してしまう状態」と言われています。
「ゾーン」の状態とは
1.完全に集中している
2.目標だけに焦点を合わせている
3.時間の流れが速まって(遅くなって)感じる
4.やっている事にやりがいを感じる
5.苦労なくできる感覚がある
6.難しいがまったく歯が立たないほどでない
7.自然に起きているように感じられる
8.やっている事に満足感がある
が挙げられています。
ではどのようにしてゾーンに入れるのでしょうか?
ゾーンに入るためにはまず何をするか勉強の最終目標をはっきりとさせる事が重要です。そのために必要な環境を整えて必要以外の物は机から片付けてしまいましょう。
次にしっかり集中する時間とリラックスする時間を交互に繰り返します。
緊張とリラックスという正反対の状況により、セロトニンやドーパミンなどの快楽物質が脳内で分泌されて強い集中力と高いパフォーマンスが発揮できるのです。
勉強はただ我武者羅にやれば良いわけではなくリラックスも同じくらい重要なのです。私たちKATEKYOの教師もこのバランスを大切にしています。
いきなりゾーンに入るのは無理かも知れませんが、たまには先生と話でもして適度にリラックスしていきましょう。
(甲府駅北口校 A.K先生)