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救急の日(9月9日)
2023年09月16日
朝夕涼しくなり、すっかり秋めいてきましたね。9月9日は語呂合わせにちなみ「9(きゅう)9(きゅう)」
救急の日だそうです。昭和57年(1982年)に厚生労働省によって定められました。この日を機会に“救急について知ろう!”ということのようです。
救急とは?
救急とは、急場の難儀を救うこと。特に、
急に病気になった人や怪我をした人に応急の手当てをすることです 。これ、漢字テストの時どちらの文字が先に来る?って、 分からなくなりますよね・・・。覚え方は『急いで救うを逆に書く』って覚えましょうか(笑)
救急時どうする?
急に病気になってしまったり、
大きな怪我をして動けなくなってしまって動けないような場合や、 早く病院に行かないと大変なことになってしまいそうな時には、「 119」番に電話をかけ救急車を呼びます。
しかし気をつけなければならないことがあります。それは、 救急車の適切な利用です!救急車は、本当に困って大変な時にしか呼ぶことができません。 なぜなら、少々の怪我や、 自分で病院に行けるのに救急車を呼んだりしていると、 他に本当に必要な人のもとに救急車がすぐ向かえないからです。
では、自分自身で自分を、 また身近な人を助けるためにはどうしたら良いのか?
応急救護の技能を学び備えるのが大切ですね!各都道府県の赤十字で開かれている以下のような講習会があります
。自分を守る術でもあるのですべての生徒さんにとってもためになり ますし、特に医療・看護・福祉・ 保育系を目指す生徒さんには良い講習かと思います。
【日本赤十字社 山梨県支部HPより】
救急法
基礎講習では、手当の基本、人工呼吸や心臓マッサージの方法、
AED(自動体外式除細動器) を用いた電気ショックなどを習得できます。
救急員養成講習では、日常生活における事故防止や止血の仕方、
包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、 災害時の心得などについての知識と技術を習得できます。
基礎講習
受講資格:満15歳以上の者
受講人員:30人を標準とします
講習時間:4時間(標準の講習時間であり、
休憩時間等が加わります)
講習内容:傷病者の観察の仕方および一次救命処置(心肺蘇生、
AEDを用いた電気ショック、気道異物除去)等救急法の基礎
指導者:救急法指導員、水上安全法指導員、雪上安全法指導員、
幼児安全法指導員
交付される証:全課程修了者に受講証検定合格者に赤十字ベーシッ
クライフサポーター認定証
受講費:1500円(教材費、保険料等の実費)
おわりに
日本は巨大地震や大津波を繰り返し経験している国です。
災害を記したものは古くは、日本書紀、日本三代実録、 方丈記など数多くあります。古文書や古典作品に触れた際には、 当時の人々が災害をどのように経験し、どの様に身を守り、 またその後どの様に復興していったのか、 ぜひ先人の教えを学ぶ良い機会にしてほしいと思います。 テストも受験も災害も『備えあれば憂いなし!』ですね。
(甲府山手通校 M.I先生)