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ChatGPT(チャットGPT)ってどうなの?
2023年05月27日
ChatGPTは、入力した質問に対して、AIが回答してくれるチャットサービスです。まるで会話をしているかのように自然な対話ができる便利なツールです。今回は半年くらいChatGPTを使った経験からお話したいと思います。
ChatGPTは、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントがあれば、新規にアカウントを作らずに利用できます。2003年5月現在、月額2500円程度の有料版もありますが、個人で楽しむ程度であれば無料版で十分です。
ちなみに有料版との違いは次の3点あります。
・利用ピーク時も通常通り応答があること
・回答までの時間が短縮されること
・新機能や改善機能が優先的に利用できること
実際に使用して感じるのは、使い始めの頃は、利用者の多い時間帯によっては、ログインさえできないことが何度もあり、ログインができても、応答がまったくないこと、回答までに時間がかかるといったこともありました。今はだいぶマシになった印象です。
ChatGPTの魅力のひとつは、それなりの文章を超短時間に作れることです。実際に試してみたところ、14見出しの構成で、30分程度で約1万5千文字、原稿用紙に換算すると約38枚。
一般的に、1万文字程度の文章を書くのに20~60時間かかると言われているので、ChatGPTの威力がわかるでしょう。しかも誤字も脱字も、文法ミスもほぼゼロ、よっ天才!と思ってしまうのも納得です。
ChatGPTはAIを使ったツールだとか、30分で1万5千文字の文章がほぼノーミスで作れると聞けば、スゴい画期的なツールだ、ChatGPTを使えば課題も一気に片付く!と思う人もいるかもしれません。
しかし日々凄まじい勢いで改善されているとはいえ、まだまだ危険です。というのも、ChatGPTが作る文章は特徴があって、文法は100%完璧といって良いほど、文法ミスがまずありません。それは、ChatGPTが「この文脈ならこの単語、この単語の次はこれ単語」というふうに、いわば確率的に言葉を選んでいるだけなのです。
わかりやすく言うと、あなたの近くにもいる『知ったかぶり』と会話しているようなもの。つまり、文脈に見合った単語をかき集めてきて、正しい文法でいかにもという文章を作っているだけ。さも正しいことを言っているようにも聞こえますが、内容が必ずしも正しいとは断言できないのです。
さらに、日々改良されているとはいえ、分野によっては、利用される情報が2年前までのデータなので、最新の情報やデータで書かれていないこともあるので、利用には注意が必要です。つまり『知ったかぶり』の回答者の言っていることが正しいのか間違っているのかを判断するためにも、質問者側にもそれなりの知識が必要ということです。
最後に、ChatGPTの実例を2つ紹介しましょう。
まずは、ChatGPTに自由研究のタイトルを考えてもらいました。
こういったタイトル作成のような作業はChatGPT の得意技。ひとりでは絶対に思いつかないような画期的なものをいくつでも作ってくれます。
次に、数Ⅱの積分が全くわからない、何からしたらいい?とChatGptに質問してみました。
いかがでしょう。何だって?という内容ではないですか?
これでも体感的にはだいぶ改善された回答なのです。しかし、まだ数Ⅲの積分内容も入っているので、正しいとは言えませんね。
このあと、さらに質問してみたところ、かなり時間が経ってから次のような回答がきました。
つまり、ChatGPTの回答を要約すると、、、
とりあえずひとりであがいてみる、周りの人に聞いてみる、それでもダメならKATEKYOに相談に行こうということのようです。間違っていますね。
正しくは、積分がからなくて、どうしようもないなら、すぐにKATEKYOに相談に行こう!が正解ですよ。
興味のある方は、ChatGPTを使ってみてはいかがでしょうか。
(韮崎駅前校 K.H先生)
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