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前置詞の持つイメージ chap.5
2023年04月22日
こんにちは。
今回は英語の前置詞《 in 》の持つイメージについて一緒に勉強していきましょう。
inの核となるイメージは、「空間」や「内部」です。場所に限らず、時間、行為、状況も含まれます。また広さや幅に対して外側との境界を設けるイメージもあります。では意味のまとまりで5つに分けて解説していきます。(副詞として働く意味も含んでいます。)
1. 場所、位置、容器などの中を表す時に用います。
〈例文〉
☆He walks in the park on weekends.
彼は週末公園を散歩します。
☆Put these books in your suitcase.
これらの本をスーツケースに入れなさい。→中に置くので「入れる」となります。
2. 期間や時期(月、四季、年、世紀など)に用います。
〈例文〉
☆We first met in 2000.
私たちは2000年に初めて会いました。
以下は慣用句として覚えましょう!!
☆in the future 将来
☆in the past 過去
☆in the morning 午前
☆in the afternoon 午後
3. 衣服や色を伴い、「〜を身につけて」という意味で用います。
〈例文〉
☆Look at the lady in red.
赤い服を着た女性を見てください。
→人と外側との境に赤いもの(衣服)があるイメージ
☆We seldom see women in kimono these days.
近ごろは着物姿の女性をめったに見かけない。
4.方向を表す時に用います。
〈例文〉
☆The sun rises in the east and sets in the west.
太陽は東から昇り、西へ沈む。
→太陽が昇るとき東の空間にあり、沈むときは西の空間に太陽があるイメージ
☆We’re going in the right direction with this project.
この計画は上手く進んでいる。
5.時間の経過を示し、「〜後に」という意味で用います。
afterの感覚にもみえますが、現在を起点にし未来に焦点をあてるのが特徴です。
〈例文〉
☆I’ll be back in ten minutes.
10分したら戻ります。
☆Come again in a day or two.
1日か2日してまた来てください。
【まとめ】
いかがでしたか?前置詞《 in 》の持つ共通したイメージを感じていただけたでしょうか?
in は「〜の中に」いるイメージから次のような動詞と結びつきます。
engage in (〜に携わる)
participate in (〜に参加する)
persist in (〜に固執する、大変でも〜し続ける)
That’s all for today.
Enjoy learning English!!
(山梨市駅前校 M.O.先生)