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【職業紹介シリーズ】Youtuber(ユーチューバー)になるためには

2022年05月20日

2021年、ソニー生命保険株式会社が「中高生が思い描く将来について」意識調査(1)をしたところ、中学生と高校生男子のなりたい職業ランキング1位は「Youtuber(ユーチューバー)」といった結果となりました。具体的にユーチューバーってどんな活動をしているのでしょうか。

 

今回は、そんなユーチューバーの活動について簡単にご紹介していきます。

 

(※1ソニー生命保険株式会社『 中高生が思い描く将来についての意識調査2021 』)

 

 

ユーチューバーの仕事内容

 

子どもたちの憧れでもある“ユーチューバー”。実際にどのような活動をしているのでしょうか。

 

Youtuberのおもな活動内容は以下のとおりです。

①動画の内容を決める

②撮影し、編集をおこなう

③編集したものをYoutubeにアップロードする

 

商品レビューやゲーム実況、実験企画など、YouTubeにはさまざまな種類の動画コンテンツがありますよね。

まずは、何を撮影するのかオリジナルの動画コンテンツを決める必要があります。

企画内容が決まったあとは実際に撮影し、撮ったものを1本の動画にするため編集作業を行います。そして完成した動画は、Youtubeにアップロードすることで動画を投稿できます。

 

 

ユーチューバーの魅力と大変さ

 

誰でも気軽に始めることができるユーチューバーですが、これだけ多くの方が活動を始めているのは何故なのでしょうか。その理由はおもに二つから考えられます。

 

 

【動画投稿の魅力】

 

  • 世界に発信することで、誰かに感動を与えられる
  • 好きなことでお金を稼げる

 

Youtubeは世界共通の超大型動画投稿サービスです。ゆえに、ありとあらゆる国の人がリアルタイムで動画を発信しています。数ある動画のなかで、自分の動画を視聴してもらい、なおかつ高評価を貰えたら、こんな嬉しいことはないですよね。

 

また、YouTubeでは動画を投稿することで収入を得られるのも魅力のひとつ。

YouTubeでの収益化は、条件があるものの、それらを満たすことで再生数1回につき0.1円の収益があります。(2021年12月時点の調査)

またほかにも、チャンネル自体の知名度が上がることで、視聴者からの課金や企業とのタイアップでさらに収入を得ることができるのです。

 

ですが一方で、ユーチューバーとして活動することの大変さやデメリットがあることも忘れてはいけません。

 

 

【デメリット】

 

  • 動画制作は時間と労力が必要
  • 高収入を得られるのはほんの一握り
  • デジタルタトゥーの恐ろしさ

 

「準備→撮影→編集→投稿」と1本の動画を作るうえでこの一連の流れは欠かせません。

それに対して、各工程の作業時間を比べると1本の動画をつくるためには何十時間もの作業時間が必要となります。より動画の質を高めようと思えば、それ以上の労力が必要となることでしょう。

 

おもにユーザーを飽きさせないために理想とする動画のボリュームは10分前後。

収益化が見込めるレベルに達していなければ、この作業もすべて無益でおこなわなければなりません。

 

また、気を付けなければならないのが動画投稿は“デジタルタトゥー”であるということ。

身元がわかる内容や過激なものなど、軽い気持ちで投稿してしまった場合、別の誰かが動画を保存してしまう恐れがあります。そうすると、たとえ元動画を削除したとしてもデータはそのままネット上に残ってしまう可能性があるのです。

 

ユーチューバーになるために必要なスキルは?

 

では、実際ユーチューバーになるために必要なスキルはなんでしょう。

 

  • 継続して動画投稿を続ける努力
  • 企画、編集には幅広い知識が必要

 

なによりユーチューバーにとって欠かせないのが、「継続力」です。一定以上の視聴者を獲得するためには品質のよい動画を定期的に投稿することが大切。気分がのらなかったり、体調が優れないからと投稿を怠るようではユーチューバーとしての成功は難しいでしょう。

 

また、視聴者を惹きつけるユーチューバーになるためには専門的な知識はもちろんのこと、視聴者が面白いと感じるポイントを分析し、相手にうまく伝える表現力も重要です。これらは日常生活のなかででも培うことができるスキルです。

 

家族や友人など、さまざまな人と積極的にコミュニケーションを重ねたり、会話のネタとなる幅広い知識を蓄えてみるとよいでしょう。

 

 

魅力あふれるユーチューバーの仕事ですが、生活が安定するだけの収入を得るためには、それだけ人々を惹きつけるスキルと、視聴者を飽きさせないための日々の積み重ねが大切です。

 

またユーチューバーに限らず、動画クリエイターはさまざまな場面で注目されています。

 

近年では、各企業がPR活動として動画制作に注力しています。動画編集ができるクリエイターの募集も多く目にするようになりました。

 

ユーチューバーに興味のある方は、まず動画クリエイターとしての技術を習得することから始めてみてもいいかもしれませんね。

 

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