KATEKYO知恵袋
「好き」を究める!小中学生から取れるおすすめ資格は?
2022年04月09日
新入学や新学期など、あたらしい環境での生活が始まる春。
好きなスポーツや趣味の知識を深めて資格にチャレンジ!資格を取得することで、将来の夢に近づくステップになるかも。今回は小中学生でも受けられる資格をご紹介します。
*サッカー好きにおすすめ!【サッカー公認審判員】
受験資格:満12歳以上で心身ともに健康な者
サッカー公式審判員は、公式な試合で審判を務める資格。
この資格には4級から1級までがあり、最初の一歩となる4級は、講習会を受ければ基本的にだれでも取ることができます。4級の資格を取ると、都道府県サッカー協会の下にある協会や連盟主催の試合で審判を務めることができます。選手とは別な角度から、新たな視点でサッカーにかかわることができるようになるので、サッカーの知識を深めるうえでもおすすめの資格です。
*自動車免許なしでOK!【カートドライバー国内ライセンス(ジュニア国内B)】
受験資格:10〜14歳であること
自動車免許がなくても運転の楽しさを味わえるのがモータースポーツの魅力。
コースでレーシングカートを走らせるスポーツで、体感スピードは100㎞を超えることも!ジュニア国内Bの資格を取るには、まず統括団体のJAFに連絡して、各地方で行われる講習会を受講すること。講習会終了後、30日以内に書類をそろえて申請すると、無事ライセンスを手に入れることができます。将来F1レーサーを目指す人にもおすすめの資格です。
*世界中の海に潜れる!【ジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー】
受験資格:10歳以上
海の中で美しいサンゴ礁や色鮮やかな魚たちを見ることができるスクーバダイニング。
世界一有名なPADI(パディ)の「Cカード」資格は、監督者と一緒なら10歳以上で取得できます。まずDVDや教材でスクーバダイビングの基本を勉強。そして、プールや海で実習をおこない、最短4日間の講習で取得できます。
「好き」を究める!趣味がもっと楽しくなる資格
*旅の楽しみが倍増!【旅行地理検定】
受験資格:年齢制限なし
旅行好きな人にピッタリ!旅先の土地や文化の知識を豊かにし、旅をより楽しく充実させるのが旅行地理検定です。試験問題は国内と海外に分かれ、それぞれ1級から4級まであります。1、2級は仕事として旅行のプロを目指す人たち向けなので、小中学生は国内4級からのチャレンジがおすすめ。
国内4級の試験では、「自然景観・都道府県地形図」「温泉」「観光地・観光スポット」の3つのジャンルから出題されます。観光地の名称や魅力を学びながら旅気分を味わえるので、楽しく勉強ができそう!
*目指せ!生き物博士【生物分類技能検定】
受験資格:年齢制限なし
見た目が似ている動物や植物でも、実は暮らし方や生体の特徴にさまざまな違いがある場合があります。そんな生き物の「種」の分類についての理解と知識をチェックする試験です。出題範囲は幅広く、野生動物から野菜・果物まで、生き物すべてが対象。
将来、生き物関係や自然環境を調査する仕事につきたい人や、テレビの動物番組が好きな人向けの検定です。小中学生は4級の受験がおすすめ!
*災害時に役立つかも!【アマチュア無線技士(第4級)】
受験資格:年齢制限なし
アマチュア無線は自分の無線機を使って世界中の人たちとおしゃべりできるのが魅力。
無線はインターネットが普及するずっと前からある通信技術です。アマチュア無線技士の資格を持っていれば、自分でアンテナや通信機を組み立て無線通信ができます。
最近では、大震災などで他の通信手段が遮断されたときでも、情報伝達や人命救助に役立つ通信として再評価されています。講習会を受講すれば小学生でも合格できるので、気軽にチャレンジしてみては?
大人でも必死に勉強して挑むような国家資格に小学生が合格した例があります。そんなスーパー小学生たちが合格した資格についてご紹介します。気になる資格があったらあなたも挑んでみませんか?
【特殊無線技士】
最年少合格年齢:11歳
特殊無線技士とは:
電波法令に規定する海上特殊無線技士、航空特殊無線技士、陸上特殊無線技士を総合した通称です。公共の無線設備の設置や操作など、仕事で無線を扱う際に必要な資格です。
【危険物取扱者】
最年少合格年齢:8歳
危険物取扱者とは:
化学工場やガソリンスタンドで化学薬品を取り扱うのに必要な資格です。
【技術士】
最年少合格年齢:8歳
技術士とは:
科学技術に関する専門的な知識が必要とされる難関国家資格のひとつです。技術士は建築、機械、化学など様々な分野の職業で技術コンサルタントとして活躍できます。
以上、今回は小中学生でもチャレンジできるさまざまな資格をご紹介してきました。
好きなことについて探求したり、なりたい職業に近づくために努力したりするときに、
資格取得という目的があると張り合いを持って勉強ができそうですね。
新年度のはじまりに、あなたにあった資格を見つけて充実した1年のスタートを切りましょう!