KATEKYO知恵袋
夏休みの中学生におすすめ!友だち関係や将来に悩んだときに読んでほしい本
2024年08月07日
子どもは成長して思春期に入ると、心身の発達とともに人間関係が複雑化し、ストレスを感じることが多くなります。そこで今回は、小学校高学年から中学生に多い悩みの解決に役立つ本を紹介します。気になる本がありましたら、ぜひ、夏休みに手に取ってみてください。
自分自身を理解し、受け入れるためのヒントや方法を教えてくれる本
『自分を好きになる勇気』 岸見一郎・古賀史健
自己肯定感を高めるための方法を実践的に解説した一冊。対話形式で分かりやすく、自己受容の重要性を伝えています。
『自分を好きになれる本』 齋藤孝
自己肯定感を高めるための具体的な方法や考え方をわかりやすく解説しています。
『14歳からの哲学』 池田晶子
自己理解や自己肯定感を深めるための哲学的な視点を示してくれる本。中学生にも理解しやすい内容です。
『嫌われる勇気』 岸見一郎・古賀史健
アドラー心理学を基に、自分を受け入れ、他者の評価に依存しない生き方について学べる一冊です。
『自分を大切にする本』 鈴木裕子
自分を大切にするための具体的な方法や、自己肯定感を高めるためのアドバイスが詰まった本です。
『ぼくの名前はキム・サムスン』南伸坊
主人公が自己肯定感を高めていく過程が描かれた小説。自分の弱点や過ちを受け入れながら成長していく姿が感動的です。
『きみはきみのままでいい』 吉田戦車
自分らしさを大切にしながら友人関係を築くためのエッセイ。ユーモアを交えた語り口で読みやすい本です。
友人関係に悩んだときに参考になるだけでなく、自分自身を見つめ直す良い機会を与えてくれる本
『友だち幻想』 濱口佳和
友人関係の本質や、人と人との付き合い方について考えさせられる一冊。友だちとの距離感や付き合い方に悩む中学生におすすめです。
『13歳からの友だちづきあい』 宮城まり子
友だちとの付き合い方やコミュニケーションの取り方の具体的なアドバイスを紹介しています。
『オレンジ』 高野苺
時間を超えた手紙を通じてつながる友情や成長を描いた小説。登場人物たちの内面の成長が印象的な物語です。
『なぜ君は友だちがいないのか』 浜田宏
友人関係に悩む人のための、友だち作りのヒントが書いてあります。
『「空気」を読んでも従わない:生き苦しさからラクになる』 鴻上尚史
生き苦しさを抱えた若者に向けた生き方指南書。実体のない「世間」や「空気」との距離を置き、少しでも楽に生きるための実践的なアドバイスが詳しく書いてあります。
『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎
自己理解や人間関係を深く考えさせる名作。将来を考える上での指針となるメッセージが込められた一冊です。
将来の進路や夢を見つけるためのアイデアや考え方を掘り下げ、自分自身の目標を見つける手助けになる本
『将来のこと、どう思ってる? 中学生に贈る人生設計のヒント』 安田弥
中学生向けに将来の夢や目標設定について具体的なアドバイスを提供。自分の興味や可能性を探るためのヒントが満載です。
『青春時代、ぼくらはどこへ向かうのか』 坂本龍一
中学生の時期に置かれる選択肢や未来への展望をテーマにしたエッセイ集。音楽家の視点から人生と将来について深く考えさせられる内容です。
『ひらめきちゃん いいね! ドリームブック』 ひらめきちゃんプロジェクト
中学生向けのワークブック形式の本で、自分の夢や目標を明確にするための活動を楽しく学べる一冊です。
『未来をつくる! 中学生の進路と夢ガイドブック』 文研出版
中学生向けに進路選択や夢の見つけ方、具体的な職業についての情報をまとめたガイドブックです。
『夢をかなえるゾウ』 水野敬也
自己啓発とユーモアを交えたストーリーで、目標を達成するための実践的なアドバイスが詰まっています。
『10代からの未来のつくり方』 落合陽一
テクノロジーと未来についての考察を交えながら、これからの社会でどのように生きていくべきか考えるきっかけを与えてくれます。
ここまで、悩みの種類別におすすめの本を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
読書は、新しい知識や考え方に触れられる有益な手段ですが、普段から読書する習慣がない人にとっては、ややハードルが高く感じるかもしれません。最後に、番外編として読書初心者におすすめの本を紹介します。
朝読書に適した短編小説や物語の起承転結がわかりやすくて読みやすい作品など、読書が苦手な中学生でも楽しめる本
『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ
肥満体系の少年バスチアンが古本屋で見つけた風変わりな本を読むうちに、物語の中で自分が主人公であることに気付き、そこから冒険が始まります。
『妖精配給会社』 星新一
妖精がペットとして普及した世界で、老社員が疑惑に取りつかれる物語。ショート・ショートで読みやすい作品です。
『この本を盗むものは』 深緑野分
書庫の宝石を盗むと「本の呪い」が発動する街で、少女たちが本の世界を駆け抜ける冒険譚。短編構成で読みやすい本となっています。
『怪盗クイーンはサーカスがお好き』 はやみねかおる
飛行船で世界中を飛び回る怪盗クイーンが、特殊能力を持つサーカス団に挑む物語。読解力を高めるのにも最適な一冊です。
まずはどんな本ででもいいので、自分が好きなジャンルの本を読んでみてください。読書が楽しいと思える体験ができれば、徐々にほかのジャンルの本を読むことにも抵抗がなくなっていくと思います。様々な読書体験を通じて、あなたの人生がより豊かに楽しくなりますように!