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今日学習したことを説明できますか？
2020年06月08日
今日もみなさんは熱心に勉強に励んだと思います。
数学の証明問題や化学の反応式、英語の仮定法に歴史のストーリー…。
暗記したり、問題を解いたり、必要な知識を蓄えたことでしょう。
しかし、その内容を次の授業のとき、そしてテストのときにも、きちんと答えられる自信はありますか？
「見たことがある問題なのに、いざテストになると分からなくなってしまう」、
「あの時は分かっていたのになあ」、
このような経験をしたことがないでしょうか。
せっかく勉強したのに…悔しいですよね。
ではなぜそのようなことになってしまうのでしょうか。
…それは本当に理解していないからです。
「授業をしっかり聞いた」、「質問する箇所もないようにした」、
みなさんは賢いのできっと説明を聞いてすぐに納得したことでしょう。
でも実は、【「理解」するということは、説明を聞いて分かるだけでなく、「相手に説明できるようになる！」ということなのです。】
「説明する」ということは自分で覚えたことや新しい概念を整理し、順序を組み立て、構成しなければなりません。
「説明を聞く」だけではできないことなのです。
私はその作業こそが、学習の作法の最後、学習を完成させる作法であると考えています。
覚えて、整理して、活かす。
最初は先生から聞いた説明をそのまま自分で繰り返すだけでも十分です。具体例や図解まで出すことができれば完璧！
問題の答えではなく、答えまでのプロセスを再現できるようにしておきましょう。
ぜひ今後の勉強法に役立てて下さい。
さあ、あなたは今日学習したことを説明できますか？
（山梨市駅前校 Y.O先生）
