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数学が苦手な人へ処方箋
2020年04月04日
数学は一般的に思考力や論理力を問われる教科だと考えている生徒が多いと思います。確かにその通りでもあると思います。しかし思考力や論理力を鍛えることに囚われすぎて解けるまで色々と考える人も多いと思います。その結果答えに導けないとストレスを感じより数学が嫌いになり苦手になってしまう人も多いのではないかと思います。しかし、ある一定の点数を取ることは数学が苦手な人でも可能だと思います。それはオーソドックスで質の良い例題を網羅的に身につけることで100点は取れなくても高得点は目指せるのです。そのために必要な取り組み方を紹介できればと思いますので参考にしてみてください
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まずは時間を決めて解いてみよう
まずは5分程時間を決めて色々試行錯誤しながらでも取り組んでみてください。しかしすらすら解けているときは5分と決めなくても大丈夫です。ここで大事なのは分からなくても5分以上はやらなくてもいいという事です。それ以上やってもストレスを感じるし解けなかった時のダメージも大きくなり集中力がそがれてしまう可能性があります。だから5分やって分からないときは諦めていいのです。また全く見当がつかないときは、問題文をよく読み問題文の意味を理解する時間に充てたり、何を求めたい問題なのか考えたり、問題のどこの部分が理解できないのかを把握するために分からない部分にアンダーラインを引いたりしておきましょう。
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答え合わせが最重要!!
指導していて感じるのは答え合わせをするとき、丸つけだけ行い、解答をしっかり見る人が意外に少ないという事です。正解している場合はその答えが解答の解き方と同じ解き方で解けているのかそれとも違うやり方だけど合っていたのかをよく確認する必要があります。また間違えていた場合はどこが間違えていたのかをしっかり確認することが大事なのです。間違えていた場合はどのようなケースで間違えたのかをよく分析しておく必要があります。ここで間違え方のパターンを紹介します。
- 考え方は合っているが、計算ミスをしてしまった
- 最初から解き方が違っていた
- 最初は解けたが途中で解けなくなった場合
- 最初から全くわからなかった場合
ここで後日見直した時にどのように間違えたのかが分かるように①~④の番号を問題の横に書いておきましょう。またこの時日付も書いておきましょう。
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答えを再現する
できなかった問題はできれば解答を再現してほしい。これは指導していてよく感じることなのだが、分かっていても実際解いてみると解けない生徒が多い多いからです。いわゆる分かったつもりでいる生徒が多いのです。そこで分かったつもりを防ぐためにやってほしいことがあります。ここでその方法を紹介します
- もう一度解いたときに詰まった所に線を引く
- 人に説明するつもりで声に出して解き方を説明してみよう
- グラフや図や表を面倒臭がらずにしっかり書いてみよう
- 他人が自分が解いた問題を見ても分かるように書くように心がける
この3つを実践してみよう!そうすれば数学が苦手な人もできるようになると思います。
(韮崎駅前校 R.S先生)